さよならの色温度
その涙の意味をその嘘つきな口から教えて
伸びた影はどこまでも
つないだ手は残る痕よりもやさしい
綺麗な髪だねって君が笑うから切り落としたくなるんだなんて
錆びた指輪とピカピカの笑顔
ぼくはここまで
泥中の蓮の見る夢は
雨、透明な膜の外側で
君と笑う世界の中心
終わったのにもう一度始めようなんて
もしもなんて、夢はもう
私を置いて君はどこに行ったの
散る花を描き抱いて
終わらない終わりたい
ドッキリだよ嘘だよ本当だよ
もういいでしょ?もういいって言って
ジャングルジムが僕の世界のてっぺんだった頃
ただその茜色の横顔
君に読む手紙とその行方に
バラ色の日々なんて初めからどこにも
この悲しい世界が終わるまで
手をつないでとねだる
幸せの色は君の色をしていた
伸ばした手が掴めなかったもの
背伸びしてほんの少しだけ君に近づいたつもり
キスより甘い言葉が苦手
振れた脈拍動揺はきみのせい
この愛をどう例えよう
君の猫のように可愛がってほしいの
これは不平等でしょうか?
君がくれた愛の言葉はもはや空虚だ
待ってよとその甘ったれた声で叫んで
君のために生きるよ
僕はそれにどんな意味があるかなんて考えが及ばず
無様だねって君が嬉しそうに笑うから
台風が夏を連れ去った。残るのは寂しい秋だ
静寂を愛す君
揺れる窓辺、君の長い髪が愛しい
ああずるい蟒蛇のくせに酔ったふりをする
いつしか燃え尽きた約束の答えは灰
君に残せるものを考える
置いてきぼりにはもうされないように
もういいよって言って。泣かずに答えるから
褒めてよ。せめてもの強がり
その涙の意味をその嘘つきな口から教えて
伸びた影はどこまでも
つないだ手は残る痕よりもやさしい
綺麗な髪だねって君が笑うから切り落としたくなるんだなんて
錆びた指輪とピカピカの笑顔
ぼくはここまで
泥中の蓮の見る夢は
雨、透明な膜の外側で
君と笑う世界の中心
終わったのにもう一度始めようなんて
もしもなんて、夢はもう
私を置いて君はどこに行ったの
散る花を描き抱いて
終わらない終わりたい
ドッキリだよ嘘だよ本当だよ
もういいでしょ?もういいって言って
ジャングルジムが僕の世界のてっぺんだった頃
ただその茜色の横顔
君に読む手紙とその行方に
バラ色の日々なんて初めからどこにも
この悲しい世界が終わるまで
手をつないでとねだる
幸せの色は君の色をしていた
伸ばした手が掴めなかったもの
背伸びしてほんの少しだけ君に近づいたつもり
キスより甘い言葉が苦手
振れた脈拍動揺はきみのせい
この愛をどう例えよう
君の猫のように可愛がってほしいの
これは不平等でしょうか?
君がくれた愛の言葉はもはや空虚だ
待ってよとその甘ったれた声で叫んで
君のために生きるよ
僕はそれにどんな意味があるかなんて考えが及ばず
無様だねって君が嬉しそうに笑うから
台風が夏を連れ去った。残るのは寂しい秋だ
静寂を愛す君
揺れる窓辺、君の長い髪が愛しい
ああずるい蟒蛇のくせに酔ったふりをする
いつしか燃え尽きた約束の答えは灰
君に残せるものを考える
置いてきぼりにはもうされないように
もういいよって言って。泣かずに答えるから
褒めてよ。せめてもの強がり
絶音 copyright c 2009 神谷
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